中学受験ブログ『中学受験どっくすのマナトです。
娘のマキと一緒に理解を深めていく意味でも、これから何度か時事をテーマにします。
今回は大阪・関西万博を取り上げたいと思います。

万博のねらい

大阪・関西万博のホームページに目的が書かれています。

「万博」では新しい技術や商品が生まれ生活が便利になる「きっかけ」となります。

過去にも、エレベーター、電話、動く歩道、IC入場券、AEDなど、
世界中から知恵が集まり、新しい暮らしの在り方が提示されましたね。
新しい技術をまずは展示として見せ、実用化するという流れです。

今回の万博では近年注目されているサステナビリティ(持続可能な開発)や、
技術は人間の暮らしを豊かにするのか等のテーマに重きが置かれています。

大阪・関西万博の押さえておきたい概要

まずは基本的な概要から押さえておきたいですね!

名称大阪・関西万博
EXPO2025
万博の正式名称万国博覧会
国際博覧会
キャラクターミャクミャク
テーマいのち輝く未来社会のデザイン
開催時期2025年4月~10月
場所夢洲(ゆめしま)※人工島
出展国数158か国

細かい数字を暗記するというよりは一度目を通しておき、
イメージを持っておくことでしょうか。(4分の3くらいの国が出しているんだなぁ、など)

大阪・関西万博の開催場所・位置関係

こちらもEXPO2025ホームページのアクセスを確認しておきましょう。

夢洲は大阪の中心部やユニバーサル・スタジオ・ジャパンから近い人工島です。
一方、関西国際空港はより南にありますね。

万博とは直接関係ありませんが、関空の位置もよく聞かれるのでついでに押さえておきましょう。

過去の万博で頭に入れておきたいこと

世界1851年ロンドン(初の万博)
1867年パリ(幕府、薩摩藩等出展、渋沢栄一視察)
日本1970年大阪(高度経済成長、太陽の塔)
2005年愛知(愛・地球博)

世界のほうは挙げだしたらキリがありませんが、原則として5年に一度
博覧会国際事務局(BIE)の承認のもと、国際博覧会条約に基づいて開催されます。

特筆すべき展示・パビリオン

そもそも、博覧会や展示会における仮設の建築物のことを「パビリオン」と言いますね。

元々はフランス語で庭園の装飾的な建築物のことを指すそうですが、
日本では1970年の大阪万博の時に呼び方として定着したみたいです。

日本火星の石
日本の南極観測隊が2000年に発見した火星由来の隕石。火星から持ち帰ったわけではない。
アメリカ月の石
1970年大阪万博でも展示。「アメリカと日本の宇宙開発を通じた友好の証」として再展示。
北欧持続可能な社会をテーマとした展示
アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの北欧5カ国が共同で出展
イタリアレオナルド・ダ・ヴィンチの直筆スケッチ
他にも古代ローマ時代の大理石彫刻や、数百年前の本物の絵画が展示されています。
その他
企業など
実物大ガンダム像:日本のコンテンツ力のアピールですね
ミライ人間洗濯機:1970年大阪万博でも人間洗濯機が展示されました
iPS心臓/心筋シート:心臓医療の未来を感じさせる展示です

こちらも挙げだしたらキリがないですが、
ニュースや映像などで「へぇ~、こんな展示があるんだ~」と見ておくと良いですね。
理想的には行っておきたいですが・・・受験生には時間が・・・!

本当は知識ではなく、この目で見ておきたいですね。
関西圏の方はリフレッシュを兼ねて訪れてみては・・・!

皆さんが訪れてみて印象的だった展示があればぜひ教えてくださいね!